「転倒について」��

大谷道明
【高齢者における要介護原因】 
【転倒の要因】
 
内的因子 外的要因
  1. �.丱薀鵐江祿�
  2. �∋詢肋祿�
  3. �6變歪祺�
  4. �で�知機能障害
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  6. �Υ恭亠’縦祺�
  7. ��薬剤(睡眠薬 抗うつ剤)
  8. �╂�格
  9. ��転倒恐怖症 他
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転倒の要因について見ていくと、バランスや視力、筋力、姿勢などの運動機能の低下や、脳神 経に関連する病気、あるいは体に影響を与える薬の服用などが並びます。また、外的要因も段差や照明、履物、手すりの有無など、これも内的因子に関連した要因が。

高齢になるほど、運動機能の低下や病気による薬の服用はある程度は避けられず、転倒の要因が増えていく傾向にあると言えるでしょう
 
【転倒発生場所】※約7割が家屋内
 
高齢の転倒は、約7割が家の中で発生しています。
家庭内で転倒する場所は、段差のある玄関や階段ではなく居間が1位。
電源コードやカーペットなどが多いこと、リラックスして過ごす場所なので外よりも注意力が落ちることなどが原因と言えそうです。
 
【高齢者における転倒と姿勢の関係(転倒のメカニズム)】
 
身体の重心線が支持基底面の外に出てしまうと転倒しやすくなります。
 
支持基底面 若年者と高齢者の姿勢の違い
  1. 支持基底面とは、身体を支えるために床と接している部分を結んだ底面をいいます。支持基底面が広いほど安定します。
若年者と高齢者の姿勢を上の絵で比べてみましょう。 骨粗鬆症などの原因により腰が曲がり、重心線が体の重心線が支持基底面の外に出てしまうと転倒しやすくなります。
 
ここで、転倒危険度を見てみましょう。
 
【転倒危険度】(オッズ比:対象とする条件の起こりやすさの比較)
 
危険度要因 オッズ比 備考
下肢筋力低下 4.4倍 下肢筋力低下がない場合に比べて
4.4倍転倒の危険度が高い
転倒歴 3.0倍 転倒歴がない場合に比べて
3.0倍転倒の危険度が高い
歩行能力低下 2.9倍 歩行能力低下がない場合に比べて
2.9倍転倒のリスクが高い
バランス能力低下 2.9倍
視覚障害 2.5倍
認知機能障害 1.9倍
 
年を重ねるに連れて、筋力や視力、バランス能力、認知能力が低下していきますが、比較をしてみると危険度が高くなっていくことがわかります。
転倒をさせないためにも、まずは家の中を整えることから始めていきましょう。
 
【環境設備】
 
手すり
壁や柱以外にも、家具にも設置する場合もある。
例)玄関の下駄箱に手すりを設置
※注意点:下駄箱と違う色にする。
カーペットと床
明度と色相に差をつける。
階段と段差
段差を小さくするために踏み台を追加する。
床面と異なる色合いにする。
滑り止めを張り付けることによって、
滑り止めの用途以外にも視認性を高めることができる。
照明
自動転倒する関節照明を設置する。
メインとなる照明は、直接視野に入らない位置に調整する。
照明器具の紐は、目立つストラップ等をつける。
 
手すりの他にも目立つ色合いのカーペット、照明には紐、階段には床面と異なる色合いの滑り止めなど、視認性を高め、転倒しにくい環境を作っていくことが大切です。
 

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